青汁とグリーンスムージーの違いって知ってる?
2015/03/22
グリーンスムージーと青汁、どちらも同じ緑色をしていて健康ドリンクとして人気があります。
イメージ的にはグリーンスムージーの方がダイエット専用で少しオシャレ、青汁は健康全般に効果があってある程度高齢の方が飲んでいるといったところでしょうか。
しかし、あくまでそれはイメージの話。
実際にグリーンスムージーと青汁の明確な違いをご存じでしょうか?
今回は見た目、それから健康ドリンクという観点では類似している両社の違いについて伝えていきます。
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歴史や由来の違い
見た目には青汁とグリーンスムージーですが、どこでどんな風に誕生したのか、その歴史も異なります。
青汁はもともと日本の九州地方で愛飲されていたローカルな健康ドリンクで、その健康効果が注目され始めたのは2000年に入ってから。
一方、グリーンスムージーはアメリカで誕生し、国民のヘルシー志向に伴って注目され始めたのは同じく2000年に入ってからですが、実はスムージーの始まりはインドの健康ドリンクとして人気のラッシーと言われています。
ラッシーはフルーツにヨーグルトやミルクを加えて混ぜたドリンクのことで、コップ一杯で高い栄養価が摂取できるため、過酷な気候の中で生活する人々にとっては重宝されていた飲料でした。現在でもインドのラッシーは健在ですが、私たちが良く知るグリーンスムージーはアメリカで普及している野菜やフルーツを水で割った健康ドリンクにより近い味となっています。
最大の違いは入っている原料
一見大した違いは無さそうに見えますが、やはり違う商品。しっかりと違いはあります。
その中でも決定的な違いといえばやはり、使用している原料。
青汁は基本的に大麦若葉やケールなど、栄養価値が高い葉野菜が使われています。
しかし、グリーンスムージーは葉野菜ももちろん使われていますが、その他にフルーツを入れたり海藻や穀類なども入っているのが特徴です。
つまり、最も大きな違いはフルーツを入れているかどうかということ。
青汁の場合には葉野菜しか入っていないので飲んだ感じも葉野菜の味で苦味がどうしても残ってしまうことは否めませんが、粉末のグリーンスムージーはフルーティな味に仕上がっているものが多いので、小さな子供でもジュース感覚で美味しく飲めるのが特徴です。
栄養価値の違い
使われている原料が違うので、栄養価値も当然異なります。
青汁もグリーンスムージーもどちらもミネラルやビタミン、食物繊維はたっぷり含まれていて、コップ1杯で一日に必要なミネラルやビタミン、食物繊維が摂取可能。
しかし、青汁には入っていなくてグリーンスムージーには入っている成分があります。それは糖質。スムージーには原料としてフルーツが使われているからですね。
「え?糖質?太っちゃいそう・・・」そう思った方、安心してください。
糖質と言っても肥満の原因となるようなタイプではなく、カロリーもコップ1杯当たりのカロリーは100キロカロリー以内の低カロリー商品が多いので、スムージーの糖質が原因で太ってしまうという心配はありません。
それにこの糖質はダイエットにおいてある重要な役割が!
このフルーツの糖質に慣れることで、人工甘味料などを使用したお菓子を間食として食べなくなるという効果が期待されているのです。確かにフルーツの自然な甘みに慣れれば、人工の甘味には違和感を感じるようになります。実際に私も違和感を感じるようになり、人工甘味料が多く使われているお菓子をあまり食べなくなりました。
まとめ
どうでしたか?
- 発祥の地
- 使用されている原料
- 栄養素
一見似ている飲み物なのに、結構違うところはあるものです。
このような違いを知った上で自分にあった健康ドリンクを選ぶのが、自分の健康への近道というわけですね。