グリーンスムージーは体を冷やすから健康によくないって本当ですか?
2015/03/18
やっぱりドリンクはキンッキンに冷えているほうがおいしいので、できるだけ冷やして飲んでいる方も多いのでは?
でも、たまに冷たすぎるドリンクを飲むと身体が冷えていることってありますよね。
身体を冷やすことは健康とダイエットの面から見て、非常に良くありません。
そこで今回はグリーンスムージーでも身体が冷えてしまうのか、をお伝えします。
グリーンスムージーは体を冷やすの?
グリーンスムージーと言っても、自宅でミキサーを使って手作りする場合と市販の粉末タイプでは大きく異なります。具体的には、成分・栄養素・原料となる素材の種類の違い。そして、健康や美容への影響も異なるのです。
必ずというわけではありませんが、グリーンスムージーの飲み方によっては体を冷やしてしまうことにつながります。
特に気をつけなければならないのは、ミキサーを使ってグリーンスムージーを自作している方。
冷蔵庫で保管していた冷えたままの生野菜やフルーツを使用したグリーンスムージーは、身体を冷やしてしまうのでNG。身体が冷えてしまうと代謝機能が低下してしまい、痩せにくく太りやすい体質になってしまうことに・・・。
自作でスムージーを作る方は生野菜やフルーツが常温になるまで待たなければなりません。結構朝の忙しい時間に待つのは難しいですよね…
体が冷えるとどうなるのか?
グリーンスムージーなどの食べ物によって体が冷えてしまうと、内臓温度が下がって消化機能が低下してしまいます。また、血液の温度が下がれば血行が悪くなり、代謝機能なども低下してしまうので、全身の機能が正常に機能しにくくなってしまうのです。
- 手足の指先が冷えやすい
- 下半身にセルライトができやすい
- 体や顔がむくみやすい
例えば、上記の症状は身体の冷えが原因。グリーンスムージーで身体を温めることができれば、こうした冷えの症状も解消できます。そうすると、より大きな健康効果や美容効果が表れてくるのです。
原料によって体が冷えることも
家庭でグリーンスムージーを作る場合には、どんな原料を利用するかによって体が冷えやすくなることもあるので注意が必要。体を冷やしてしまう野菜は主に夏に収穫期を迎えるものが多いです。
- レタス
- トマト
- なす
- きゅうり
例えば上記のような野菜。
スムージーの中に入れたい野菜もたくさんありますが、これらは常温の状態で摂取しても体を冷やす性質があるので、体を冷やしたくない人はできるだけ避けた方が良いです。こうした野菜を使う場合には、体を温める作用を持つ野菜も合わせてミキサーに入れるという工夫をしましょう。
- 白菜
- 大根
- ごぼう
- しょうが
上記に挙げた根菜には体を温める作用があるので、身体が冷えるのを防止してくれます。
でも、いちいちこういう素材を調べるのも大変ですし、手間がかかってしまいますね。
体を冷やさずにグリーンスムージーを楽しむ方法
自宅でグリーンスムージーを作る場合は身体を冷やさないために多くの注意点があって大変。身体を冷やさない素材選びをしなければならないし、生野菜やフルーツが冷えた状態から常温に戻るまで待つ必要があります。
しかし、そうした点を全く気にせずに、体を冷やすことなくグリーンスムージーを楽しむ方法もあるのです。
それが市販されている粉末タイプのグリーンスムージーを利用するという方法です。
粉末タイプはあらかじめ多種多様な原料からミネラルやビタミン、食物繊維、酵素などが抽出されていて、栄養が破壊されないようにフリーズドライ工法によって粉末になっているものがたくさん。粉末スムージーに使われる原料の中には体を冷やす作用を持つものもありますが、それ以上に体を温める作用を持つ原料がたくさん使われています。体が冷えてしまう心配はありません。
しかも、粉末スムージーはパウチに入っていて常温での保管ができるので、飲む時に冷たくて体が冷える心配も無し。体を冷やしたくない人なら、自宅で手作りするよりも簡単に飲めて代謝機能を低下させない市販の粉末タイプの方がオススメ。